雑誌のモデルならオーディションを受けるようにしましょう
もしモデルになりたいと考えているのなら、モデルのオーディションを受けてみようと思う方も多くいるでしょう。しかし一言にモデルと言っても、それぞれに活動する分野があります。では、モデルの分野とはどういったものがあるのでしょう。
モデルの代表的な分野の1つがファッションモデルです。ファッションモデルとは雑誌や広告、コマーシャルやファッションショーなどで活躍しますが、ファッションモデルの仕事とはどのようなものなのでしょう。ファッションモデルの主な仕事には、スチールモデル、CFモデル、ショーモデルの3種類があります。スチールモデルはパンフレットや広告、雑誌などの撮影を主に行い、クリエーターの指示に従って商品を魅力的に見せる活動を行います。CFモデルは、テレビに流れるコマーシャル、プロモーションビデオなど動画の撮影を行うモデルです。動くことやセリフなど言葉で表現する必要があるので、演技力が求められます。最後にコレクションやブライダルショーなどのファッションに関するショーに出演するショーモデルとしての活動です。ショーモデルになるためには、身長が174センチ以上あり手足が長い、顔が小さいなどスタイルの良さが求められます。
2つ目のモデルの分野として挙げられるのが専属モデルです。専属モデルとは、雑誌やアパレルブランド、化粧品ブランドだけに専属で活動するモデルですが、専属モデルにもそれぞれ分野があります。専属モデルの中で一般的に知られているのが、ファッション誌など雑誌の専属モデルでしょう。各ファッション誌に登場するモデルの多くは掲載される雑誌の専属になっていることが多く、その雑誌にしか出演できない制約があります。一般によく目にするモデルとして挙げられるのもこのファッション誌の専属モデルとも言えるでしょう。次に専属モデルとして挙げられるのがアパレルブランドや化粧品など企業の専属として契約しているモデルです。特にハイブランドとして知られているアパレルブランドや化粧品などの専属モデルは、トップクラスのモデルが選ばれるためステータスの高い仕事と言えます。3つ目に挙げられるのが読者モデルです。読者モデルは雑誌など専属モデルとして活動しますが、学生や企業に勤めるなど他の職業に就きながら兼業するモデルで、モデル事務所に所属せずともモデルの仕事ができ、他の2つの専属モデルに比べて自由度も高いものと言えます。また読者モデルから人気に火が付き、芸能人としてモデル以外の仕事でも活躍することがあり、芸能界の登竜門的な位置づけもあります。
最後のモデルの分野として挙げられるのが、パーツモデルや絵画モデル、ブライダルモデルです。パーツモデルは、体全体ではなく身体の一部分だけで活躍するモデルで、手や髪などその部分だけ飛びぬけてきれいであることが、パーツモデルとして活動できる条件になっています。絵画モデルは、その名の通り絵画のモデルを専門にするモデルで、絵画モデル専門のプロダクションやエージェンシーに登録することで活動することができます。最後の1つが、ブライダル専門にモデルとして活躍するブライダルモデルです。ファッションモデルと似たような仕事の多いブライダルモデルですが、相違点としてブライダルだけで活動することが挙げられます。このように、一概にモデルと言っても活動する分野によってその内容は変わってきます。またプロダクションに所属してからの売り出し方なども活動する分野によって違ってきます。もしモデルになりたいと考えているのなら、どのようなジャンルでどのように活動していくかを明確にすることが重要になってきます。また、その分野に強いプロダクションに絞ってオーディションを受けたり、ファッション誌など雑誌の専属モデルになりたいのならば、どの雑誌で活動したいかなどしっかり調べてからオーディションを受けるようにしましょう。